模型_クローズアップ 各植生にみられる木造民家

 

 

ラウビ家実写夏緑林

ラウビ家(旧ロンバッハ家)
バーデンビュルテンブルク州
ドイツ 1781年

ドイツ南端フライブルク近くのオーベルリートで住み継がれている大きな木造の農家。シュバルツバルト(黒い森)に伝わる高い棟持柱を寄棟屋根の形に手を加えて、北側の屋根を切り削ぐことで2層の居室に日照と眺望を与えている。
敷地の高低差を利用して南側3階に荷車が入る通路があり、干し草を小屋根に搬入して蓄え、階下の畜舎に投下しやすくしている。

居室と畜舎の間に大きな暖炉と台所があり、その暖炉が家全体を暖め、屋根葺き材の茅や藁の維持にも役立っていた。落葉広葉樹の大径木を立体的な建物の柱に用いたのは、ヨーロッパでもライン川上流だけの伝統である。

 

解説写真

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暖炉のある部屋
一家団欒の居間には、冬の生活に欠かせない大きな暖炉がある

居間
陽のあたる側にあり、家族全員がくつろげるよう窓沿いに長椅子がある

解説写真

解説写真

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薫製室
屋根裏には豚肉などを訓製する部屋があり、現在も使われている

増築された部屋
生活の変化に合わせて増築した跡が、ところどころに見られる

牛小屋
3階から1階の牛小屋まで飼料を床穴から落とし込む仕組みになっている

 

 

各植生にみられる木造民家

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