模型_クローズアップ 各植生にみられる木造民家

 

 

シマニンドの家実写熱帯雨林

シマニンドの家
北スマトラ省
インドネシア

スマトラ島の北部、トバ湖に浮かぶサモシル島シマニンド村のバタック族酋長の家。メランティの柱に貫を通した木組みの上に、厚い板壁に囲まれた高床の住まいが載る。梯子で上がった床の上に採暖と炊事の炉が置かれ、主人とその妻の寝台がある。

風通しのよい階下は畜舎や便所、物置に使われる。階上は聖なる空間で祖霊を祭り、破風側に神楽を奏する縁台を設け、見事な木彫りで全面を飾っている。

ヤシの繊維で葺いた切妻屋根は、木と竹を巧みに組み合わせたバタック族独特の技法で鞍型に反り返り、その美しい曲線と高床の形態から、東南アジア全域を支配していた古い文化の伝統がしのばれる。

解説写真

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小屋裏
神に捧げた水牛の角の多さが、その家の裕福さを表している

室内
部屋の仕切りは特にないが、個人の場所は定められている

床下
ここで鶏や豚が飼われ、食物は床の隙間から下へ落とされた

解説写真

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外壁の飾り
神に捧げた水牛の角の多さが、その家の裕福さを表している

左=住居、右=穀倉
これらはすべて土塁に囲まれており、外敵の侵入を防いでいる

 

 

 

各植生にみられる木造民家

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